上部に立憲民主党の広告動画が流れていました。
選挙と言えば”お金がかかる”ものですが、
ネットの世界では”どのくらい宣伝して良い”
とか制限があるのでしょうか?
なぜ気になったのかと言うと、
いくらでも広告を出してよいなら
お金のある政党が有利になるからです。
リアルでは選挙カーやポスターで平等な選挙活動ができますが
インターネットではどのようなルールが存在しているのでしょうか?
中学生に分かりやすく教えてください。
インターネットでの選挙広告について、
中学生にもイメージしやすいように説明するね。
1.ネット広告にルールがある
選挙って、お金がかかるよね。
リアルでは選挙カーやポスターを貼るのに決まったルールがあって、
どの政党も同じくらいのチャンスがもらえるようにしてる。
でも、インターネットは違う!
広告を無限に増やせるから、
お金持ちの政党がどんどん宣伝して、
ほかの小さな政党が埋もれちゃうかもしれない。
それを防ぐために、法律で
「ここまでならOK!」っていう線引きがされているんだ。
2.具体的なルール
日本では、公職選挙法っていう
法律がネット選挙にも適用されるよ。
たとえば…
*選挙期間中の広告*
公示日(選挙が正式に始まる日)から
投票日まで、ネットで広告を出してもいい。
でも、その広告にお金をかけた分を全部報告しないといけないんだ。
隠したりごまかしたりすると罰則があるよ。
*誰が管理してる?*
選挙管理委員会っていうところがルールをチェックしてる。
政党が「このくらい広告費を使ったよ」って
申告書を提出しないといけないんだ。
*制限はあるの?*
広告の量に厳しい上限はないけど、
使ったお金の記録を残さないとダメ。
だから、お金があっても無制限に広告を出すのは難しいよ。
3.リアルとの違い
リアルでは、選挙カーの数や
ポスターの枚数に決まりがあるよね。
例えば、1日に選挙カーを何時間走らせられるか、
ポスターをどこに貼れるかまで決まってる。
でもネットは、そんな物理的な制限がないから、
ルールが緩いと「お金がある政党が有利」になりがち。
それを防ぐために、ネットでも
「お金の使い方を公平に見せる」仕組みがあるんだ。
4.小さな政党や新しい候補者もチャンス
お金がある政党が広告をいっぱい出したら、
テレビやネットで目立つよね。
でも、そうすると政策や候補者の魅力じゃなくて
「お金」の力で勝負が決まっちゃうかもしれない。
小さな政党や新しい候補者もチャンスが
もらえるように、ルールでバランスを取ってるんだよ。
5.実際の例
例えば、さっき見た立憲民主党の広告も、
選挙管理委員会に報告済みなんだろうね。
もし報告しないでバンバン広告を出してたら、
違反になる可能性があるよ。
罰金とか選挙が無効になることもあるから、
政党も慎重にやってるんだ。
コメント